ミックステープ

監督:ウォルター・ベル 出演:Gユニット、カニエ・ウエスト、イグジビット、チャックD(パブリック・エナミー)、DJクルー、DJケイ・スレイ、リル・ジョン、DJグリーン・ランタン、DJロンG、DJレッド・アラート、カート・ナイス、アラン・ベリー、他

ULD-348 | DVD | 2005年作品|本編108分|カラー|4:3スタンダード|アメリカ|オリジナル英語|日本語字幕|ステレオ|片面一層

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販売価格 \3,591 (本体価格 \3,420)
定価 \3,990 (本体価格 \3,800)
「音楽を作る人、聴く人、売る人がそれぞれどんな権利を持っているか。
このことについてぼくは非常に興味を持っているのですが、「MIXTAPE」にはそれを考える上で参考になる話がかなりありそうです。」
- ピーター・バラカン(ブロードキャスター)



ミックステープについて徹底的に検証した、ヒップホップ産業の舞台裏ドキュメンタリー。

DJ、ラッパーなどのアーティストや、レコードショップとそのバイヤー対、巨万の富を得るレコード・レーベルと全米レコード協会(RIAA)の間の愛憎劇とは…。ミックステープはヒップホップ文化で重要な役割を担い、ヒップホップ産業を変革し、リスナーのヒップホップに対する認識をも変えた。しかし、音楽権利の売買をする巨大企業はマーケットを操作して、一部のヒップホップしか聞かせず、「ヒップホップ」の定義まで決定してしまう。ミックステープの歴史、現在のマーケットにおける実状、著作権問題がヒップホップ音楽業界にどのような氾濫をもたらしているのかが、豪華ヒップホップ・アーティストらを含む当事者によって語られる。


▼監督
ウォルター・ベル

▼出演
Gユニットカニエ・ウエストエグジビットチャックD(パブリック・エナミー)、 DJクルー?DJケイ・スレイリル・ジョンDJグリーン・ランタン、DJロンG、クールDJレッド・アラート、カート・ナイス、アラン・ベリー、他

▼プロデューサー
ジェリー・トンプソン、ウォルター・ベル

▼ヴィジュアル・エフェクト
ジュンヤ・ルギナ、ウォルター・ベル

▼イラスト
ジョーダン・ヘイリー

▼音楽
ベイビー・パール(BpZy)、キックドラムズ、スリムドッグ、デレク・ジャクソン

▼楽曲提供
カニエ・ウエスト50セント、スヌ−プ・ドッグ

MIX TAPE(ミックステープ)とは、主にヒップホップ・カルチャーの中から発生した文化で、DJがお気に入りのホットな曲をターンテーブルとミキサーを使いクラブプレイのごとくミックスしたものを収録したカセットテープのこと。DJにとってはクリエイターとしてのひとつの重要なアートフォームでもある。現在は、カセットテープから、CDへとメディアが変わり、MIX CDと呼ぶ場合もあるが、カルチャーという視点から見れば、MIX TAPEという呼称の方が適切である。

90年代にはこの日本にも、ニューヨークのTAPE KINGZ社製のMIX TAPEが多数輸入され、本場ニューヨークのストリートの生の現場を知るのに貴重な情報源として重宝され、多くのDJやMC、コアなヒップホップリスナーに多大な影響を与えてきた。そこには、まだ発売されていないプロモ盤や、未発表のremix、著名なMCによるフリースタイルの収録、更には、アカペラに他曲のビートを乗せたブレンドものなど、正規のアルバムでは表現しきれない、ストリートならではの生々しい情報が宝石箱のように詰まっていた。

現在は、さらに進化し、50centなどのように、MIX TAPEをプロモーションのひとつとしてうまく利用したり、ストリートアルバムという名目で、レコード会社の契約や著作権を完全に無視した、危険な放送禁止ワードが満載された作品がリリースされるなど、さらにそのシーンはいろんな側面から見ても重要度を増している。

MIX TAPEは、ヒップホップの4大要素のひとつ『DJ』の表現方法のひとつであり、カルチャーとして成立している。それは著作権の許可をとらず自由に創作したものであるため、問題点も多いが、いろんな局面でレコード会社もその恩恵を受けているため、曖昧なまま今日に至っている。

しかし、ただの海賊版コピーのような創造性も何もないものとは全く異なることだけは確かであり、MIX TAPEはストリートからの生の声を伝える重要なカルチャーのひとつと言えるのではないだろうか。