「音」の本質とは?人間の聴覚の潜在能力とは?

ジョン・ケージ、ルキアーノ・ベリオ、イアニス・クセナキスら作曲家や、音楽学家、音楽理論家などへのインタビューによって「聴くこと」の美学、本質を追求したなドキュメンタリー作品。サウンドペインターのクヌド・ビクトールは「メロディーだけが音楽ではない。メロディーのない曲もある。自然界の生み出す音楽こそあらゆる音が構成されている音楽だ」と言い。作曲家のジョン・ケージは「私には音楽が人の話し声のように聞こえる。
しかし、街頭の雑音を聞いた時には人の声は聞こえない。音が演じているように聞こえる」など様々な角度から音楽なる音を分析する。カタツムリの這う音、ウサギが寝る時にたてる音、船が進む音、工業機械の音などあらゆる音を捕らえ、聴く者の聴覚の可能性を高め、音、音楽を再度意識する旅へといざなう。

この作品で音楽の聴き方、接し方が変わる必見、必聴の画期的な作品である。

▼監督
ミロスラブ・セベスティク

▼出演
ジョン・ケージ(作曲家)、ルキアーノ・ベリオ(作曲家)、イアニス・クセナキス(作曲家)、ミシェル・ファーノ、 ペドロ・バカン(ギタリスト、作曲家)、ナッド・ヴィクター(サウンド・ペインター)他